GardenTheater

GardenTheater-セルフリノベーションのおうちづくりと5匹の猫の暮らし-

築約40年の中古一戸建てマイホームのセルフリノベーションの記録。5匹の猫きょうだいと、3人の人間で暮らしています。

「スタジオライフ×東映ビデオ舞台プロジェクト『死の泉 Die spiralige Burgruine』」

2020年3月14日。

「スタジオライフ×東映ビデオ舞台プロジェクト『死の泉 Die spiralige Burgruine』」

大阪公演初日へ行ってきました。

www.studio-life.com

 

わたしは今回観に行った、劇団「スタジオライフ」の俳優でいらっしゃる笠原浩夫さんの大ファンなのです!…ということを書いた前回の記事はこちら。

gardentheater.hatenablog.jp

 

スタジオライフで「死の泉」という作品を上演するのは、12年ぶり4度目になるそうです。

なのにわたしは一度も観に行ったことがなく…今回が初観劇。原作も読んでおらず完全に新鮮な気持ちで観ることができるので、とても楽しみにしていました。

この公演、東京公演は2月27日〜3月8日、大阪公演は3月14日〜15日で、特に大阪公演は元々予定していた会場がウィルス感染拡大防止の為使えなくなり、5日前に会場が変更になるなどしましたが、中止になることなく全公演完走しました。

前回記事でも書きましたが、わたしがスタジオライフの公演を観に行くのは2014年の大阪スペシャルイベント(トーマの心臓朗読劇)のとき以来です。久々に「スタジオライフ」と「推しの笠原浩夫さん」を摂取できるのは心の滋養ですので、わたし個人の意見としては中止ならなくて本当によかったです。(これが一週間でも後にズレていたら中止になっていたと思いますが……)

会場の除菌をされ、お客さんもスタッフさんもマスク着用、役者さんも舞台を降りて座席案内や物販対応をしているときはマスク着用されていました。役の衣装のままマスクをしていたのでなんだか謎のドキドキがありました…。

わたしが行った公演の中で一番、大勢の役者さんが舞台を降りて何らかの対応をされていました。倉田さんもずっと会場入り口に立たれていましたし。

大阪公演は会場が変更になって座席もブロック内自由席に変更になったので、軍服の衣装を着用した役者さんたちが沢山通路に立って座席案内をされていたんですが、軍服+マスクは謎のドキドキと緊張感が増して…声かけ辛かったですw(迷ってた感が伝わって、無事案内していただけましたがw)

座席を確保して物販でパンフと推しのブロマイドを買ったんですが、物販に立たれていた役者さんも「本日は大変な中ご来場くださってありがとうございます…!」って一人一人に丁寧に言われていました。こちらこそ中止にしないでいただいたこと感謝申し上げます…!!!!!!

 

ストーリーはかなり重めで、1幕と2幕でガラッと変わるので、ついていくのが精一杯でした。

1幕で出来きたキャラクターが成長して2幕に出てくるので、「えっと、誰だっけ?」って何回も頭の中で整理して…。

いつもそうなんですが、やはり推しが演じている役に感情輸入して見てしまいます。今回は狂気に満ちた医師クラウス。端的に言って異常者ですが、推しの笠原さんが演じると大変愛おしい…!!!笠原クラウスが求婚しているのに即答しないマルガレーテ何なん?とかマルガレーテを責めながら観てしまいました…w 色々問題はあるかもしれないけど笠原クラウスはとにかく顔がいいんだしそれでいいじゃん!!!とかw

なので2幕のフランツの行動も何で???って思ったし、クラウス擁護過激派目線で見ていたので、去○もその目的のためなら仕方ないよね!フランツ何で怒ってんの???って思っていました…。

しかし初演の時などは笠原さんがフランツを演じられたそうで、あーーーーーーーならフランツの気持ち分かる!クラウス憎いわ!!!笠原さんがフランツ役だったらどう足掻いてもフランツ派に感情輸入してるから分かる!!!なるほど!!!!!!って…単純なわたし…。

そうか、気持ちが分からなければ推しが演じていると思えばいいんですね…!新たな発見でした…!!!w

 

休憩挟んで3時間の公演。流し見できるような内容ではないので、観劇にかなりの気力体力を消費しました。

公演後ロビーに出ると、何と推しの笠原さんが物販に立たれている!!!!!!!!

「これはもう1セット笠原さんのブロマイドを買うしかない…!」と即列に並びました。しかし並んでいる時、いくらでもお顔を見ることが出来たのに、かっこ良すぎて直視できない…!!!

沢山ある役者ブロマイドの中からご本人がご自分のブロマイドを探して持ってきてくれるんですが、「これ俺?俺か??」って楽しそうに他の役者さんに聞いていたりしてとても可愛かったです…。

緊張しすぎて手が震えましたが…「だいすきですがんばってください!」と簡単すぎる一言を添えて無事お会計することができました。(すごいでかい声でめちゃくちゃがんばります!と言ってくださいました……むりしぬ……)

 

5年ぶりに推しを摂取したので、心が満たされすぎてフラフラになりながら帰宅しました。楽しかった……。推しの強大なチカラを感じました。推しってすごい。わたしの推し、20年前と変わらず世界一かっこいい………!!!!!!!

「死の泉」原作もぜひ読んでみようと思います。色々気になるので…。

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死の泉パンフレット

最後の挨拶で曽世さんが「演劇を愛してくださってありがとうございます!!!」とおっしゃいました。その言葉にとても感動しました。

今この記事を書いている現在は3月末日。観劇に行ったときよりも状況が悪くなってきています。エンターテイメントを心置きなく楽しむということは、当たり前の事ではなかったんだなと日々痛感しています。

子育てで舞台を見るということから離れていましたが、いつも通りの生活に戻れる環境に世界が戻ったら、沢山劇場に足を運びたいと思います。