GardenTheater

GardenTheater-セルフリノベーションのおうちづくりと5匹の猫の暮らし-

築約40年の中古一戸建てマイホームのセルフリノベーションの記録。5匹の猫きょうだいと、3人の人間で暮らしています。

物件探し#4

2013年2月17日。



そんなわけで、前回セルフ家探しで気になった、倉敷駅から一駅に位置する山沿いの住宅街にある物件を内覧させてもらうことになりました♪

この日、他にも内覧希望の方が居て、順番的にはその方よりわたしたちの方が先でした。


この物件、本当にお庭が広いんですよね。庭の広いお家に住む事に憧れていたので、ここの庭の広さは憧れそのものでした。

このブログのタイトルが「GardenTheater」なんですが、「庭園劇場」という意味で、広いお庭に憧れを持った中学生のときに思いついてずっと心に置いていた言葉なんです。中学生……20年程前から広いお庭に憧れていたんですよね(*^^*)

ひとつ、この物件のお庭の難点を挙げるなら、「井戸があること」でしょうか(^^;;)

井戸といえば例のあの女性を思い出して怖いので…w


さて、気を取り直して家の中へ入ります。広い玄関と廊下、その真正面には灯籠の飾られた小さな庭?がありました。こういう家の中にある和の庭?のようなものを何て言えば良いのか分かりませんが…(^^;)でも何だか旅館のような雰囲気で、何だか老後の余裕のある暮らし、というイメージでした(*^^*)

いいなぁ…と思ったんですが……、そこから右の部屋へ行くと、「え…っ?!」って驚愕。

右の部屋は台所だったんですが、本当についさっきまで誰かが暮らしてたであろう生活の跡が残っていて…。

いや、生活の「跡」が「残っている」というレベルじゃないです。これ今も誰かがここで生活してるでしょ、じゃなきゃおかしい、っていう感じでした…。

食器や調味料などもそのままだし、食卓にも調味料や急須や湯飲み、色んな書類や写真アルバムが置かれ、ノートが開かれていてペンが挟んでありました。床にも色々積まれていて、箸が転がっていて…。

「整理されているけど基本的にモノが多くて片付かない実家の台所」といえば伝わるかな…そんな感じでした…。

台所の勝手口からガレージへ行けるんですが、ここも色んなモノが置かれていました。

玄関の左には二部屋あって、そこも生活感がすごい…。服も「さっき脱いだ」ように椅子に掛けられているし……。

正直、「ここの家主さんは昨夜突然失踪したのでは???」というぐらいの生活感でした……。

でも不動産屋さんに話を聞くと、家主さんが亡くなってもう何年も経つらしく、親族がやっとこの家を売る決心をしたとの事で…。

うーーーーーん。前回も言ったけど、にしても何で、家の中を片付けないんだろう???????

家主さんの思い出をそのままにしておきたいって気持ちなのかな…それは分かるけど…でも、売る事にしたなら、内覧者が家の中を見に来るわけだから…片付けたらいいのになぁ…って思いました。不動産屋さん曰く、親族の方は近くにお住まいらしいし…。


因みに前回のセルフ物件探しで行った物件は、家財やトラクター含め現状渡しということでしたが、この物件は全部片付けてからの引き渡しとのことでした。ちょっと安心…(^^;)

でも、お庭や立地の雰囲気はとても良かったんですが、やはり「人の気配が残る家」には「自分がここに住むというイメージが沸かない」んですよね。

それに、ちょっと、気持ち悪い感じもしたし……(^^;;;)何かよくわからないけど、薄暗くて、負のエネルギーを感じて、あー…ここは無理なんだー…って分かりました。


因みに、今回案内して頂いた不動産屋さんは若い男性二名だったんですが、その内のお一人も中古物件を買って、リフォームして住んでいるとのことで、色々話を聞けたし、写真も見せてもらいました♪すごくオシャレなお家だったのでテンションUPしましたよー♪

しかし中古物件買ったのはいいけどシロアリが出て大変だったとか(^^;)、庭がない物件だったから庭かあるお家が羨ましいとか(^^;)

そんな話で盛り上がってたら次の内覧の方が来られたので、わたしたちはここで切り上げて物件を後にしました。


その後、お店でお茶しながら、にゃむる君と会議(笑)

にゃむる君的には気に入ったそうなんですが、わたしはひしひしと感じた負のエネルギーと「このお家じゃないよー」感を無視することはできなかったので、その直感的なものをにゃむる君に必死に説明しました(^^;;)

直感的なのもそうなんですが、家が狭いのも難点で…。それと、家の裏が森なんですけど、家の壁に沿うようにして竹がびっしり生えていて……(^^;;;)竹に家を破壊されるのが怖い(^^;;)!!!

その辺もこの家の難点でした。

でもにゃむる君は気に入っていて「でもリフォームしたら絶対いい感じになるって~!」って言っていて、中々意見が一致しません(^^;;)


そうこうしているとにゃむる君の携帯に先ほどの不動産屋さんから連絡がありました。

内容は、「にゃむるサンの後から内覧した方があの物件をかなり気に入っていて決まるかもしれない」「先にご連絡頂いていたのはにゃむるサンなので、決まる前ににゃむるサンにご連絡しました」「あの物件どうでしょうか、今だったらにゃむるサン達にお売り出来ます」…という感じでした。

にゃむる君が「どうしよ~揺らぐ~」って感じだったので、「まだ2人の意見が割れてるから今スグ決めるのは無理だよー!にゃむる君も「今スグ買う」という決断は出来ないでしょ!」と言うと納得してくれたみたいで、不動産屋さんに「今スグ決断できないので、次の方にお譲りします」と言ってくれました(^^)

電話を切った後、にゃむる君は「あーー、面白そうな物件だったのにー!また一から探さなきゃ…」って言ってたけど、わたしはホッとしました(^^;;)

あの物件の薄暗い感じと負のエネルギー、今思い返しても「やめといてよかったな」って思いますもん。

因みにこの前にゃむる君に「あの物件は負のエネルギーが凄かったしやめといてよかったと思う」って言ったら、「いやー、あの家は無いわ」…ってw

自分があの物件気に入ってた事をスッカリ忘れているようでしたw


あ、不動産屋さんからかかってきた電話、あれも正直「後から内覧した人に決まりそうと言えば飢餓感煽られて買うだろ的な作戦じゃないの?!」って思ったんですが実際はどうなんでしょうね…(^^;)

その後一年ぐらい経ってこの物件見に行ったら、どなたかがお住まいみたいだったので、良かったなぁと思いました(^^)





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